岩国フレンドシップデー
5月5日、山口県のアメリカ海兵隊岩国基地で日米親善デー(岩国フレンドシップデー)が開催されました。
以前は基地内に車を駐車することが出来たのですが、岩国市全体が大渋滞に巻き込まれていたことから基地内には駐車が出来なくなっています。今回は柳井駅のタイムパークに駐車し電車で岩国駅まで移動しました。駅から岩国基地まで徒歩で約2キロですね。
1973年以降ほぼ毎年開催されている、岩国フレンドシップデーには約21万人の来場者が全国各地から訪れてました。
中に入ると手荷物検査があります。身分証明書も必要でチェックも厳しいですね。
手荷物検査が終わると基地の中を歩き、航空機展示エリアがあるところまで約2キロ程さらに歩きますよ。本当に基地の中は広大です。騒音対策で新しい滑走路が海の沖合にに新設されました。色々と歩いて全体で約5キロ位は歩きますかね、いい運動にはなりました。万歩計は2万歩を示していましたよ。
今年の目玉はF-35BライトニングIIの日本国内で初の地上展示でしょう。大勢の人が見物していました、残念なことに柵が設けられていて近寄ることは出来ませんでした。他の地上展示物、F/A-18C/Dホーネット、MV-22オスプレイ、F-16ファイティング・ファルコン、A-10サンダーボルトII、KC-135ストラトタンカー等は従来通り近くで見ることが出来ました。きっと来年はF-35BライトニングIIも近くで見ることが出来るものだと思います。また、飛行展示もやってくれるはずです。
基地の中入り航空機が飛び立ち航空ショーが始まるまで、岩国では結構な時間待つことになります。7時頃に場所取りも済ませてプログラム開始は10時過ぎに・・・ここが唯一の難点ですかね(;^_^A
航空ショーの演目は、従来だとプログラム一覧表が配布されていたのですが、今年は配布がなく皆さん掲示してあるプログラム表を各自写真に収めているという事でした。確かに掲示してあるものを見ると午前、午後と2回ずつ同じ内容のプログラムを繰り返す内容でしたので配布の必要はないと判断したんでしょうね。ちょっと寂しい気分ですが朝鮮半島有事の可能性がある中でフレンドシップデーを開催してくれただけでもありがたいと思うことにしました。会場アナウンスでも緊急の際は格納庫に避難してくださいと案内があってましたよ。
岩国基地は滑走路を軍民共用としているため民間機も離着陸します、こちらはスターウォーズジェット(R2-D2&BB-8)をフレンドシップデーに合わせて飛来させてくれたんだと思います。
太平洋空軍のF-16デモチームによる飛行展示は毎度迫力がありますが、今年はさらにパワーアップしてましたよ。
築城基地から飛来した航空自衛隊のF-2バイパーゼロはF-16デモチームと比較すると大人しく飛行展示してますね。
レッドブルエアレースに参戦している室屋義秀選手が操縦するエクストラ300S、自分の手足のように空中で操っている姿は見ものですね。速度もゆっくり目なので写真も撮りやすいです。
先程のスターウォーズジェットが羽田に向けて離陸していきました。
海兵空陸任務部隊(MAGTF)デモでのF/A-18C/Dホーネットの飛行展示、今年も相変わらず素早い動きで撮影が大変でした(笑)
最後の締めに航空自衛隊ブルーインパルスの飛行展示があるのですが、帰りのことを考えるとシャトルバス待ちで何時間も待つのは耐えられないので今回は帰りました。結局、ブルーインパルスが飛行した時刻は17時過ぎだったと分かり帰って正解だと思いました。(もし、待っていたらブルーインパルス開始まで約2時間待つ事になります)
基地内に車やバイクで乗り入れ出来ないというのは一見不便ですが、以前は数時間も続いていた渋滞は全く無く、岩国市内も落ち着いたものでした。こういう状況を作る為に、改善したという事でしょう。
臨時のシャトルバスの本数が多く渋滞もしないので、岩国駅と基地間はすぐに到着します。15分程度でしょうか。
以上、飛行機を楽しむのに最高の一日になりました。